gumi大幅下方修正の責任はどこに

gumi 随分久し振りの投稿になったが、懲りずに続けようと思う。IPO市場では話題のgumiの大幅下方修正、もう少し盛り上がるのかと思ったが、以外と静かな気がするのは、ネガティブな経済情報を抑制するアベノミクス効果なのか。

以前「ITバブルの審査は大丈夫か?」という記事を書いたが、早くもその問題が露呈してきたように思う。もうご存知の方も多いとは思うがおさらいをしよう。gumiは昨年12月18日、ITベンチャーとしては珍しい、新興市場を飛ばして東証一部に上場した。飛び級も異例だったが、それよりも驚かされたのはそのバリュエーションの高さだ。直前期まで赤字、上場期の修正前の予想でも純利益8億そこそこの会社の公開価格の時価総額が900億。

そして僅か2か月半が経った3月5日、突然の大幅下方修正。300億と予想されていた売上は265億に、12億と予想されていた経常利益は△6億に修正された・・・。

様々な掲示板でgumi、ならびに社長がバッシングを受けている様子だ。もちろん上場直後のこの業績予想の修正はあまりに無責任で、経営陣は大いに責任がある。ただ、糾弾すべきは主幹事である野村證券、新日本監査法人ではないか?何のための法外なコンサルティング費に監査費用だ。

私は正直gumiはとても将来性のある会社だと思う。ただ今回の業績予想はあまりにお粗末だと言わざるを得ない。私も多くの会社を見てきて、社長が暴走して誇大な予算を作ってしまう会社は珍しくないし、他の役員陣が何も言えず従うこともしばしば・・・。ただ今回の予算はどうも確信犯のような気がしてならない。時価総額を上げて得をするのは売り出した経営陣と野村證券。どこに本当の責任があるのかは明確にした方が良い。大損をしたのは会社を信じた、また野村證券のゴリ押しで株を購入した株主なのだから。

下方修正により、公募3300円だった株価は3月12日現在で半額以下に。ただ一つ言えるのは、売り出した役員はもちろん、野村證券はオーバーアロットメントの大量売りにより、今回の株価下落で相当な利益を得たことは間違いないだろう。これで幕引きで本当にいいのだろうか。